総合格闘技界の次世代を担う矢地祐介選手。
総合格闘技界でも、名だたる名選手ですが、矢地祐介選手の筋肉・肉体が凄い!と話題になっていて、一般人にもかなり知名度が高く、人気のファイターなため、どのようなトレーニングによって、強靭な肉体を手に入れたのか、矢地祐介選手のような肉体を手に入れるための筋トレ方法を紹介します。
矢地祐介(やちゆうすけ)とは?
矢地 祐介と書いて”やち ゆうすけ”と読みます。見た通り、男性にしては髪が長く、自称”お祭り漢”というぐらい陽気なキャラクターとして、活躍しています。
矢地祐介選手は、1990年5月13日生まれの総合格闘家です。
最近はYoutuberとして活躍の場を広げています。
矢地祐介(やちゆうすけ)の生い立ち
東京都文京区出身で、大学は専修大学法学部を卒業しています。
格闘家としては数少ない大卒ファイターです。
矢地祐介選手は、小学校、中学校時代は野球少年として活動していましたが、中学の野球部を引退した後は、キックボクシングを始めます。しかし、わずか2か月ほどで退会してしまい、その後、あの”KID”の愛称で知られる山本“KID”徳郁選手が代表を務めるKRAZY BEEに入門します。
その後、なんと18歳にして全日本アマチュア修斗選手権を優勝し、本格的に総合格闘家としてプロの道に進みます。
矢地選手の所属ジムは、PRIDEやK-1にて活躍した山本“KID”徳郁選手が代表を務めるジムでもあり、山本KID選手に憧れて所属してくる強豪選手がたくさんいます。
堀口恭司選手もその一人です。
なみいる強豪と切磋琢磨しながら自身の格闘スキルを高めていった矢地選手が、総合格闘家としてブレイクしたのは、あの世代交代とも言える大きな一戦がありました。
PRIDE・五味隆典の終わり。そして矢地祐介・RIZINという舞台の始まり!
矢地選手がブレイクしたのは、何といってもこの試合。
五味隆典 VS 矢地祐介 です。
五味隆典選手は、かつて、総合格闘技の地上波放送もやっており、2000年代にかけて格闘技バブルといわれた時代に、ライト級で世界最強と言われていた総合格闘格闘家です。
地上波放送が無くなってから、なかなかテレビで見る事が無くなっていたものの、五味隆典に、自分の夢や希望をたくし、自分に重ね合わせて応援していた人も多いでしょう。
そんなかつての英雄、五味隆典と次世代を担う矢地祐介の戦いが組まれました。
この二人の年齢差は12歳。互いに一回り世代の異なる相手との試合となりました。
この一戦は、格闘技バブルPRIDEか、それとも新時代RIZINかを問う戦いでした。
結果は、1R2分36秒 三角締めで矢地選手が五味選手を倒します。
試合後に矢地選手は、かつての五味選手が言っていた名言『大晦日、判定ダメだよKOじゃなきゃ』をパロディとし、『大晦日、判定ダメだよ一本じゃなきゃ』とマイクパフォーマンスをし、五味選手もあたらしい時代へ笑顔を見せました。
矢地祐介絶好調からのどん底へ。
矢地選手は、五味隆典選手を下し、総合格闘家のトップ戦線として駆け抜けていく中、さらに大きな一戦を向かえます。
朝倉未来(あらくらみくる) VS 矢地祐介 です。
朝倉未来選手は、もともと地元名古屋でのストリートファイトを生業としていて、ヤンキーや不良、暴走族などの喧嘩自慢が集うアマチュア格闘技イベント『アウトサイダー』出身の格闘家です。
当時の総合格闘技界は、ほとんどの人間が、朝倉未来が勝つとは思っていませんでした。
ところが、蓋を開けてみれば、削り合いの末に制したのは、朝倉未来でした。
元々、朝倉未来の方が適正体重が軽いという事もあり、矢地祐介の方が分があると読まれていたものの、残念ながら大敗をしてしまうのです。
本人も試合後に涙するほど、人生をかけた一戦でしたが、残念な結果になりました。
それからも、矢地選手は総合格闘家、さらにはYoutuberとして、活躍の場を広げつつ、本業の総合格闘家としてさらに、上昇すべく日頃からトレーニングに励んでいることでしょう。
矢地祐介の強靭な肉体・筋肉をつくるには
ご覧の通り、矢地祐介選手の筋肉は、誰がどうみてもムキムキで、筋が浮き出ています。
総合格闘家として普段からたくさんのトレーニングをしているだけではなく、基礎体力トレーニングをかなりしていることでしょう。
矢地祐介流・筋トレ方法とは
それでは矢地選手のトレーニング方法をいくつか紹介します。
矢地選手の肉体で素晴らしいのは、胴回りの体幹部分、特に腹筋と、メロン肩と言わんばかりの肩です。
この主に3つの部分を形成しているトレーニングを順に紹介していきます。
矢地祐介の体幹・下腿トレーニング
まず、胴回りや腰回り、太ももを鍛えるトレーニングです。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
これは、ハイクリーンです。
ハイクリーンは、バーベルを持ち、腰ぐらいの高さで維持していた所から、一気にジャンプし、肩付近まで持ち上げるトレーニングです。
これによって、足腰だけでなく、腹筋背筋、腕周りが鍛えられます。
矢地選手のかなり大きな太ももは、このトレーニングによって作られたものでしょう。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
ハイクリーントレーニングの後は、続けて、スナッチをしているようです。
スナッチは、途中までハイクリーンと全く同じ動作です。
ハイクリーンは、肩付近までバーベルを持ち上げたあとは、再び降ろしますが、スナッチはそこから頭上へと持ち上げます。
かなり強度なトレーニングなため、まずは軽いバーベルで試しましょう。
このトレーニングによって、お尻(臀部)や、腰回り、太もも、体幹(腹筋、背筋)だけでなく、首や肩回り、腕周りも鍛えられるトレーニングになります。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
こちらはダンベルスナッチです。
ダンベルスナッチは、片手でダンベルを持ち、そのままジャンプするとともに真上に持ち上げます。
ハイクリーンと同様に全身鍛えられますが、特に肩回りに効きます。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
これは、片足スクワットです。
片足スクワットでは、お尻や、太もも、膝周りの筋肉が鍛えられます。
矢地選手の大きな太ももを形成しているトレーニングの一つと言えます。
矢地祐介の肩回り・上腕トレーニング
次は、主に腕周りを鍛えるトレーニングになります。
矢地選手の剛腕を生み出しているトレーニングを見てみましょう。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
これはプッシュアップジャンプです。
通常の腕立ては状態をもとに戻すだけですが、腕の力を使って勢いよくジャンプします。
腕の力が相当ないとなかなか難しいと思いますので、少しずつチャレンジすることをおすすめします。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
続いて、プッシュアップジャンプ・バンザイです。
先ほどの応用ですが、ジャンプした後に、両手を瞬時にバンザイしてまた繰り返すトレーニングです。
これらのプッシュアップは、通常のプッシュアップより腕や腹筋は勿論、肩回りにかなり効かせることができるトレーニングになりますので、チャレンジしてみましょう。
矢地祐介の腹筋トレーニング
次は、主に腹筋を鍛えるトレーニングです。
矢地選手のキレキレな腹筋を形成しているといっても過言ではないトレーニングです。
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
こちらはハンギングレッグレイズです。
鉄棒などにぶら下がった状態から、脚をできるだけまっすぐ伸ばした状態から、手の位置まで下腿を持ち上げます。
腹筋が強い人でないと難しいので、難しい人は、90度までを目指してトレーニングすると良いでしょう。
かなり高強度なので、しっかりと取り組むことで矢地選手のような腹筋を目指すこともできるかもしれません!
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
引用元:YouTubeチャンネル 矢地 祐介 Yusuke Yachi より
次は、応用で、ハンギングレッグワイパーです。
先ほどと同様に下腿を手の方まで上げたら、今度はその状態のまま、脚を左右に振り、腹筋にひねりを加えます。
腹筋の正面にあたる、腹直筋だけではなく、身体の側面にある筋肉の腹斜筋を鍛える強度なトレーニングです。
あなたも、矢地祐介選手のような強靭な肉体に手に入れ、強くかっこいい漢になりたければ、トレーニングをしましょう!!