軽量級キックボクシング界の天才児である那須川天心(なすかわてんしん)選手。
あまりの強さとスピードを兼ね備え、数多の強豪をはねのけてきた無敵のスーパースター であるが故に、”神童”の異名を持っています。
そんな那須川天心選手は、格闘家としても優秀ではありますが、極限まで絞り込まれた筋肉・肉体が凄い!と話題になっているため、那須川天心の筋肉・肉体の作り方や筋トレ・トレーニング方法・練習メニューを紹介します。
那須川天心(なすかわてんしん)とは?
那須川天心と書いて、なすかわてんしんと読みます。
那須川選手は、千葉県出身で1998年8月18日生まれの比較的若い日本のキックボクサーであります。
所属はキックボクシングジム TARGET に所属をしており、スポンサーである Cygames にも、多分にお世話になっているようです。
那須川選手は、キックボクシング団体のRISEやISKAにて2階級制覇を成し遂げ、『神童』『キックボクシング史上最高の天才』などと、呼ばれることが多い、キックボクシング界の傑作と言える選手です。
また、総合格闘技でも2戦しており、いずれも勝利。格闘家として多彩な才能をもっており、現在はYouTuberとしても活躍しています。
那須川天心(なすかわてんしん)の生い立ち
那須川選手は幼少期、弱虫であったそうで、礼儀を身に着けさせるべく父親からの勧めで5歳の時に極真空手を始めました。
この当時はまだ、練習の途中で同上から逃げだすこともあるほどの、今では考えられない小心者でありました。
園児の頃に、初出場した空手の大会で敗北したところ、格闘技スパルタ熱血オヤジである父親が、強制的に自宅での特訓をし始め、本人の思惑とは異なるものの格闘技付けの日々が始まっていきます。
その後、父親の特訓の成果が出てきた際、千葉県の県大会では全て1本勝ちで優勝し、空手に自ら楽しみを見出していくも、県大会以上の大会になると、倍以上の体格を持つ選手に何度も敗北するなどの挫折を味わいます。
ただ、この時、体重差・体格差を覆して試合に勝つためには、ステップを駆使して「当てさせずに当てる」という訓練をし始め、このスタイルが今日までの那須川天心のキックボクシングスタイルを形作っています。
那須川天心の名場面集!強豪相手になんと・・・
那須川天心は、過去に数々の挫折を味わった後、プロ入り後は上昇気流の如く、勝ち星をたくさん積み上げていきます。
その中でも、名場面として残した試合はなんといっても、 ロッタン VS 那須川天心でしょう。
この試合は、今でもたびたび物議を醸すほどの試合となりました。
ロッタン選手は、ムエタイの至宝とも言われる最強選手。
数々の強豪選手を倒した那須川天心にとっても、難敵となりました。
この試合は、ロッタン選手の打たれ強さと攻撃の正確さと威力が露骨に表れた試合だと思います。
どんなに那須川選手の攻撃を当てても全く効きません。
那須川選手も、自分の攻撃が効かない経験は無いでしょうから相当ストレスが溜まったことでしょう。
試合中に相手選手を投げ飛ばしたり、金的があたっていないはずなのに金的として休憩をしたのではないか?と、たびたび言われてしまうほどの厳しい試合となりました。
結果は、延長ラウンドの末、那須川選手の判定勝ち。
色々とシコリが残る試合ではありましたが、名勝負であったことは間違いありません!
那須川天心と武尊の世紀の一戦が見られるか!?
さらに、世紀の一戦と称されるのが、武尊 VS 那須川天心です。
何年も前からファンの間でどちらが強いか想像を膨らませ、ファンの間で議論されることがありました。
時にはファン通しで論争を巻き起こしてしまうほど熱い対戦カードであります。
他団体との交流を良しとしないK-1と、契約の縛りが無ければ他団体との試合をしてもいいRISEの歩み寄りが少しずつできてきたのでしょう。
2021年中に武尊VS那須川選手が見られる日が来るのでしょうか?
那須川天心の強靭な肉体・筋肉をつくるには
計量パス 今回は初めての当日計量
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) July 12, 2020
やりますよ。力を!!!!
皆さん ABEMAで生配信するのでお見逃しなく。
そして #那須川天心 でめちゃくちゃ呟いてください
あとで全部見ますので。
さぁ はじめますか!!!!#RISEonABEMA#Cygames#BETONES#なんとかなるさ pic.twitter.com/SIxqfrV33j
見ての通り、那須川選手は強靭な肉体・筋肉を持っています。
普段の技術トレーニングだけではなく、日頃からフィジカルトレーニングをしっかりした結果、キレやスピードのある凄い筋肉・肉体を手に入れています!
那須川天心流・筋トレ方法とは
那須川選手のトレーニング方法の特徴としては、ウエイト(重り)を使ったトレーニングではなく、自分の身体をいかに早く、細かく、繊細にキレがありスピード感を持って動かせるかを重視してフィジカルトレーニングを行っている点です。
こちらはラダートレーニング、ダッシュ、体幹トレーニングになります。
瞬時にステップを踏む必要があるため、ラダートレーニングでは細かい動きを素早く無意識的にできる様に反復し、ダッシュで瞬時に全力を出し、キックを出すときに必要な腹筋と腸腰筋群を連動させるトレーニングをし、キレとスピードを重視した筋肉・肉体づくりをしています。
こちらはジャンピング腕立てパチパチです。
ジャンピング腕立てができるようになってから少しずつタッチ回数を増やしましょう。
また、下にマットをしかないと、頭を打ってケガをすることになります。
こちらは筋出力を最大化させるとともに、腕をハイスピードで動かすためのトレーニングです。
こちらはバーピージャンプです。
上半身と下半身、体幹の連動を高め、スピードとキレを出すためのトレーニングになります。
こちらはマリオジャンプです。片足をベンチに乗せて、上に向かって片足でジャンプします。
かなりの高負荷が、腸腰筋群、大腿四頭筋、大殿筋群、大腿二頭筋群に入るので、足腰を鍛えるにはおすすめです。
こちらは、番外編にはなりますが、ベンチプレスです。
あまり、ウエイトトレーニングをがっつりはしない那須川選手ですが、最大筋出力を向上させ、スピードとキレを出し、凄い筋肉・肉体づくりをするための一つの手段として取り入れています。
いかがでしたでしょうか?
あなたも、那須川選手のような凄い筋肉・肉体になりたければ、今からトレーニングをしましょう!